バルダーズゲート2のキャラクターのひとりであるエアリーがアヴァリエルだということで、一躍有名になった(?)アヴァリエル、その生態について。ルールブックからまとめていますが、全文訳ではありません、適当にまとめただけ。
その大きくて柔らかな翼ゆえに、他の種族と間違われることは決してない。翼は肩甲骨のあたりから生えており、12〜18フィート(1フィート=30cm)ある。色は普通白であるが、灰色・栗色・黒、斑点があったり縞模様の者もいる。目は他のエルフよりも若干大きく、肌・髪・目の色はムーンエルフやゴールドエルフとおおむね同様である。平均身長は5フィート9インチほどで、華奢である。優美な四肢を持ち、彫りの深い角張った顔つきをしている。 トーガや体に巻き付けるような軽い衣服を好む。貴重な魔法のものを除くと鎧を身につけることはなく、自身の素早さや飛び道具をあてにしている。ガラスや黒曜石の武器を用いる。 飛ぶことができるが、それは大変な作業であり、1時間飛ぶごとにコンスティテューションチェック(1D20でCONより小さければ成功)をし、失敗したら地上に降りなくてはならない。重くて飛べないので、金属の鎧や盾を身につけることはない。また、翼を傷つける可能性があるので、飛行中は重い武器や長い武器(サイズLや10lbs以上のもの)を使うこともない。地上にいても、フレイルや鞭などは使わない。アヴァリエルが得意とする武器はブロードソード・ロングソード・ショートソード・ボーラ・ラッソーであり、THAC0に+1のボーナスを得る。 50%以上のHPを失ったら、飛ぶ力を失ってしまい滑空して地上に降りなければならない。75%以上のHPを失ったら、墜落しその衝撃によってダメージを被る。 翼は燃えるため、アヴァリエルたちはファイヤーボールのような魔法を恐れている。また炎関係の魔法を信用していない。 アヴァリエルは家、洞窟、ダンジョンのような閉じた場所では閉所恐怖症になりやすく、そういう場所に入って1〜4時間が経過したらウィズダムチェックをしなければならない。失敗したら一時的に正気を失い、1/3の確率で周囲のもの全てに攻撃し、1/3の確率で筋肉が硬直して動けなくなり、1/3の確率で何が何でもそこから抜け出そうとする。この状態は、開けた空のもとに出るまで続く。4以上の差でウィズダムチェックに失敗した場合は、この狂気は永続のものとなり、ヒールで癒されるまで続く。 セイのレッドウィザードは、数十年前からアヴァリエルのことを知っており、その翼をポーション・オブ・フライングやウィングス・オブ・フライングにするために、アヴァリエルを狩ろうとしている。また、Sossalや大氷河のジャイアントも、翼をヘルメットの飾りなどにするために、アヴァリエルを襲うことがある。 |
The Winged Mother
Intermediate Power of Arborea and Ysgard |